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資料:「企業の温暖化対策ランキング:Vol.5 『金融・保険業』編」(WWFジャパン)

2017-11-08 17:40:16

WWF1キャプチャ

 

 環境NGOの世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、日本の金融・保険業の温暖化対策の取り組み状況を調べ、独自評価を加えた報告書を公表した。それによると、総合評価では東京海上ホールディングスがもっとも高得点をあげたほか、3位までを損害保険各社が占めた。金融・保険業の平均点は34.9点で、他の業種に比べて低く、損保業界だけが気を吐いた格好だ。

 

 WWFはこれまでも業種ごとに、環境報告書やCSR報告書などでの開示情報を調べ、各社の取り組み状況を同一の指標を用いて評価している。これまでに、電気機器、輸送機器、食料品、小売・卸売の4業種で実施、今回の「金融・保険業」は5回目となる。

 

 今回対象となった「金融・保険業」は65社だが、このうちの環境報告書等で温暖化関連情報を開示していない35社は除外、残りの30社を対象とした。温暖化対策の目標設定の有無等、21の指標で評価し、このうち「長期的なビジョンの設定」「削減量の設定」「第三者による評価」などの7指標については実効性の高い対策としてボーナス加点をするなどの評価を行なった(100点満点)。

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