HOME |資料:「新時代の非財務情報開示のあり方に関する調査研究報告書」(企業活力研究所) |

資料:「新時代の非財務情報開示のあり方に関する調査研究報告書」(企業活力研究所)

2018-05-24 18:16:45

katuryokuキャプチャ

 

 一般社団法人企業活力研究所(東京)は、ESG等の非財務情報のあり方をめぐる課題等を点検した「新時代の非財務情報開示のあり方に関する調査研究報告書」をまとめ、公表した。

 

 報告書は、現在のESG等の非財務情報開示をめぐる課題として、①見失われている非財務情報開示の本質と「ESG評価至上主義」②ESGの同床異夢によるステークホルダーの情報ニーズに対するギャップ③国際社会の関心への対応不足④ステークホルダーの情報ニーズを企業の価値創造に結びつける方法論の欠如ーーの4点を指摘。

 

 これらの課題解決に向けた方向性として、①については、価値創造に直結する非財務情報(プレ財務情報)に関する徹底的な議論、②については、自社にとって重要なステークホルダーの特定から再出発紙、戦略的なエンゲージメントに取り組むこと。③については、国際社会の関心に積極的に応え、ルールメーカーとして議論をリードしていくこと、④については、3種類の情報階層(重要性報告、ESG詳細報告、個別ニーズに基づく報告)に基づきコミュニケーション戦略を整理する、ことをそれぞれ示している。

 

 報告書はこのほか、企業向けに4項目、ステークホルダー向けに2項目の提言を付記している。

 

 

詳しく見る