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資料:「バイオマス白書2018年」(NPO法人 バイオマス産業社会ネットワーク)

2018-08-06 20:59:01

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 NPO法人 バイオマス産業社会ネットワークが毎年出している「バイオマス白書2018年」が公表された。理事長の泊みゆき氏は「2017年後半は、怒涛のような半年だった。固定価格買取制度(FIT)のバイオマス発電の認定容量は1200万kWに上り、その9割以上は輸入バイオマスが燃料。さらにその4割はパーム油発電」と、かつての太陽光発電ブームが、バイオマス発電に転じている状況を指摘している。

 

 同時に、「何のためのバイオマス利用なのか、その原点について立ち返る必要」があると述べている。2017年の国内外での状況を報告するだけでなく、バイオマス発電が抱える政策的課題についても、正面から踏み込んでいる。日本の再エネ発電の今後を展望するうえでも、必読の情報といえる。

 

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  バイオマス白書2018 サイト版(本版)

 

  はじめに 潮目が変わった

トピックス:再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)をめぐる現状と課題。

1 一般木質バイオマス発電の大量認定と制度の大幅な変更

コラム1◆2017年後半のバイオマス産業社会ネットワーク等の活動

コラム2◆FITにおける木質バイオマス発電の動向

コラム3◆バイオマス発電燃料のトレーサビリティ確保の問題

2017年の動向

1 国際的な動向

コラム4◆2017-2018年のバイオエネルギーの国際的動向:次なる発展に向けた雌伏の時

コラム5◆持続可能なバイオマス利用の国際的動向

2 国内の動向

コラム6◆木質バイオマスエネルギーとSDGsとESG投資

 

http://www.npobin.net/hakusho/2018/index.html