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三菱UFJフィナンシャル・グループ、新型コロナウイルス対策で、生活苦に直面する学生や芸術家支援に20億円寄付、治療薬開発の企業等支援の100億円規模の投資ファンドも設立へ(RIEF)

2020-05-14 12:54:11

MUFG11キャプチャ

 

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、新型コロナウイルス感染の拡大によって、アルバイト等でできず進学を断念する学生や芸術活動従事者等を支えるため最大20億円を寄付するとともに、コロナの治療薬開発支援のために100億円規模の投資ファンドの立ち上げも検討していることを明らかにした。

 

 MUFGは4月にも日本赤十字社に5億円を寄付している。今回のコロナ関連の社会的貢献は第二弾となる。グループ6社(MUFG、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJニコス、アコム)が共同して対応する。

 

 ウイルス感染の広がりで、アルバイト等ができずに生活面で苦境に陥っている学生や若者支援としては、まず学生の進学や生活支援のために、「日本学生支援機構」と「あしなが育英会」に各5億円を寄付する。学生にアルバイトの場を提供するため、非対面アンケートやインタビュー調査などで若者のニーズ把握と、新商品・新サービスの開発につなげるために2億円を充てる。

 

 公演活動等の中断が続く芸術家等への支援として「公益社団法人日本オーケストラ連盟」に3億円を寄付する。またコロナ対策の最前線に立つ医療関係機関向けとして、顧客のインターネット取引(三菱UFJダイレクト等)の利用に応じて、日本赤十字社等に対し最大5億円を寄付する。

 

 新たに立ち上げを検討する投資ファンドは、治療薬・ワクチンの研究開発・製造に取り組む企業等、コロナウイルス感染症により顕在化した社会課題の解決に資する優れた技術・サービスを持つ企業の支援を目的とする。

https://www.mufg.jp/dam/pressrelease/2020/pdf/news-20200514-001_ja.pdf