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八十二銀行(長野)、長野県開発の「信州Greenでんき」を県内6支店に導入。CO2削減と電力の「地産地消」同時実現を支援(RIEF)

2020-06-10 11:49:36

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  八十二銀行(長野)は、長野県下の公営水力発電所の電力を活用したCO2フリーの 「信州Greenでんき」と契約、同行の長野県内にある6支店で利用を始めた。「信州Greenでんき」は今春に県と電力会社等が連携して立ち上がったもので、温室効果ガス削減と、エネルギーの地産地消を同時実現、を目指している。長野県下だけでなく、東京等の大都市にも販売している。

 

 「信州Greenでんき」は、長野県が中部電力、丸紅新電力、みんな電力と連携して、今年3月から稼働した。長野県には、犀川、千曲川、木曽川、天竜川など水量の豊富な河川が多く、県企業局が運営する17の公営水力発電所の電力を、県内の企業や大都市圏に販売する取組みを展開している。https://rief-jp.org/ct4/100806

 

 同県下の伊那市では、同市で地産地消の電力を展開する「丸紅伊那みらいでんき」も参加している。みんな電力は東京世田谷区に供給、丸紅新電力は全国に「信州の電力」を販売している。

 

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 八十二銀行は、これまでも県下の小海、茅野駅前など7支店の建物に太陽光発電設備を設置するなど、環境配慮を意識してCO2排出量を減らす経営を進めている。このうち、今回、CO2フリー電気を導入した中野支店は太陽光発電も設置しており、上田東支店とともに、視点での使用電力をすべて再エネ等に切り替える「CO2フリー店舗」となった。

 

 同行は、「今回の「信州 Green でんき」プロジェクトへの参画を通じて、低炭素電源や地産電源の活用による環境負荷軽減に向けた取組みを進めるとともに、長野県内の再エネの普及・拡大 に向けた取組みを推進していく」とコメントしている。

https://www.82bank.co.jp/file.jsp?id=release/2020/news20200608b.pdf

https://www.pref.nagano.lg.jp/kigyo/happyou/documents/200326siryou.pdf