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信金中央金庫、全国の信用金庫のESG投資促進のため「ESG低炭素フォーカス日本株ファンド」設定。投資リターンと環境リターンの両方を追求(RIEF)

2020-09-02 13:55:34

SCB002キャプチャ

 

 信金中央金庫(東京)は、全国の信用金庫のESG投資への取り組みを支援するため、ESGをテーマとした 「しんきんESG低炭素フォーカス日本株ファンド」を設定した。同ファンドは年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用している「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」を投資対象とする。

 

 全国の信用金庫の有価証券運用は、信金によってばらつきがあり、ESG投資への取り組みも緒についた段階。しかし、地域コミュニティに立脚する信金の資金運用に占めるESG要因のウエイトは高いと判断、ESG投資を目指す各信金に安定的な投資対象として提供する。

 

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 S&P/JPX指数は、東証株価指数(TOPIX)を構成する銘柄を対象とし、環境情報の開示を十分に 行っている企業や炭素効率性の高い企業への構成比率を高めている。 投資パフォーマンスがTOPIXと変わらず、温室効果ガス削減に資する企業を投資銘柄に選定していることから、投資リターンと環境リターンを両方目指すことができると判断している。

 

 信金中金が受託し、販売は「しんきん証券」、委託は「しんきんアセットマネジメント投信」が担当する。信金中金では、こうした商品提供を通じて、SDGs(持続可能な開発目標) の推進等の持続可能な社会の実現に向けて、全国255の信金とともに、取組みを進めていく、としている。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/8421/announcement/60482/00.pdf