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千葉銀行、取引先企業への自家消費型太陽光発電システム普及で、ソーラーフロンティア社とビジネスマッチング契約締結。脱炭素・災害対策重視の企業を支援(RIEF)

2020-10-09 16:33:20

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  千葉銀行は、太陽光発電事業のソーラーフロンティア(東京)と、ビジネスマッチング契約を結んだ。銀行の取引先企業に向けて、再生可能エネルギーの導入等を積極的に支援していく。脱炭素経営を目指す企業が増えていることから、ソーラーフロンティアが展開する自家消費型太陽光発電システムの導入等を企業に紹介、導入決定の際の融資にもつなげることを目指す。

 

 ソーラーフロンティは出光興産の100%子会社。家庭用、企業用それぞれの太陽光発電システムを供給している。今回の千葉銀とのビジネスマッチング契約で、同行から再エネ導入を検討している取引先企業の紹介を受けることで、銀行とソーラーフロンティア両方が事業機会を拡大できると考えている。

 

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 特にソーラーフロンティアが力を入れているのは、企業の自家発電システムとしての太陽光発電システムの導入だ。脱炭素、災害対策等の需要から、従来の化石燃料による自家発電火力発電やディーゼル発電から、太陽光発電への切り替え需要が増えている。

 

 また、近年は、災害発生の多発から、企業活動自体が操業停止を余儀なくされる事態も増えている。このため、新たに自家発電設備を整備したいという企業ニーズも高まっている。こうした企業需要に対応するため、今後も、金融機関等とのビジネスマッチングで顧客基盤の開拓を進めたいとしている。

 

 企業が自家消費型の太陽光発電システムを取り入れることで、当該企業は、再エネ使用によって企業のESG価値を向上させることができるはない。時価設備で発電した電力を売電せずに自社設備で使用することによって、電気料金の削減効果も得られる。

 

https://www.solar-frontier.com/jpn/news/2020/1009_press.html