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みずほフィナンシャルグループ、3年ぶり、2度目のグリーンボンド発行。ユーロ建て5億ユーロ(約635億円)。みずほ銀行の環境ファイナンス融資に充当(RIEF)

2020-10-15 02:19:52

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 みずほフィナンシャルグループは、同社として2回目のグリーンボンド、総額5億ユーロ(約625億円)を発行した。資金使途は、グループとして2030年度に向け12兆円の環境ファイナンス目標を設定しているが、そのための資金として傘下のみずほ銀行に融資する。

 

  みずほは3年前の2017年10月にも、同額の5億ユーロのグリーンボンドを発行している。今回のボンドは期間5年、クーポンレートが0.214%、みずほ銀行による融資の主な資金使途先事業は、クリーン輸送事業、グリーンビルディング、汚染防止・抑制、再生可能エネルギー事業等となっている。https://rief-jp.org/ct1/73480

 

 主幹事は、Bank of America Merrill Lynch、HSBC、ING、Mizuho Financial Group、Natixisの5社。ボンドのグリーン性については、ESG評価機関のSustainalyticsが国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)への適合を付与した。

 

 みずほは、「グループ全体で戦略と一体的にサステナビリティへの取り組みを推進する態勢を強化しており、気候変動が金融市場の安定にも影響を及ぼしうる最も重要なグローバル課題の一つであるとの認識で、環境・気候変動への対応を経営戦略における重要課題としている」と指摘している。

https://www.mizuho-fg.co.jp/release/pdf/20201008release_jp.pdf