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北都銀行(秋田)、地銀初の「再エネ100%宣言」。地元の水力、風力発電を導入、「地産地消」で2050年ネットゼロを実現へ(RIEF)

2021-01-06 10:49:59

akita001キャプチャ

 

フィデアホールディングス傘下の北都銀行(宮城)は、使用電力の再生可能エネルギー転換を宣言する「再エネ100宣言RE Action」に参加し、2050年までに本部・本支店の使用電力すべてを再エネでまかなうと発表した。事業活動の電力をすべて再エネに転換するのは国内の地方銀行では初めて。

 

 (写真は、秋田潟上ウインドファームの様子)

 

 同行の計画によると、今年から秋田県と東北電力が共同で提供する県営水力発電の電力「あきた E ネ!オプション水力 100%」を導入する。また、みんな電力が提供するブロックチェーン技術で供給元の再エネ発電所を特定する「ENECT RE100 プラン」を利用して、「秋田潟上ウインドファーム」の電力を購入する。同風力発電は、発電出力22基で66MW、2020 年 5 月から商業運転を開始している。

 

 これら地元の再エネ電力を拡充し、2030年までに使用電力の30%、50年までに100%を達成する。北都銀はフィデアグループのシンクタンクを通じて風力発電事業会社のウェンティ・ジャパン(秋田市)に出資するなど、再生エネの普及に力を入れている。ウェンティは、潟上ウインドファームの運営にもかかわっている。

 

 同行は「『2050 年カーボンニュートラル』の実現及びエネルギーの地産地消による地域経 済の活性化に向け、今後も秋田県を中心とした地域の再エネの活用および再エネ事業支援に積極的に取り組む」としている。

https://www.hokutobank.co.jp/

 

https://www.hokutobank.co.jp/news/pdf/20210104-1.pdf