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国際協力銀と三菱ＵＦＪ銀、カザフ製油所に２３３億円－環境配慮型プラント設備に協調融資（日刊工業）

2012-08-08 12:19:26

国際協力銀行（ＪＢＩＣ）と三菱東京ＵＦＪ銀行が、カザフスタンにあるアティラウ製油所のプラント改修プロジェクトに対して約２億９８００万ドル（２３３億円）を協調融資することが明らかになった。８日にもプロジェクト実施会社のカザフスタン企業と契約する。
　このうち三菱東京ＵＦＪ銀行の融資に関しては、日本貿易保険（ＮＥＸＩ）が貿易保険を引き受ける。カザフスタン企業は融資で得た資金を使い、丸紅を通じて環境配慮型のプラント設備を購入する見通し。官民一体の取り組みで、日本企業のプラント機器の輸出を後押しする構えだ。

　ＪＢＩＣと三菱東京ＵＦＪ銀行が融資するカザフスタンの製油所の近代化プロジェクトでは、同国の国営石油・ガス公社傘下のアティラウが、カスピ海北岸にあるアティラウ市で操業する製油所を改修する。環境負荷の低い欧州基準に適合するガソリンなどの生産割合を増やす狙いがある。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1220120808aaap.html