HOME8.温暖化・気候変動 |帯広信金、国内金融機関で初めてCO2排出枠の認証取得 9月にも売却(各紙) |

帯広信金、国内金融機関で初めてCO2排出枠の認証取得 9月にも売却(各紙)

2012-08-17 10:28:07

obihirosinkinsiteTitle
各紙の報道によると、帯広信用金庫は16日、2支店で取り組んでいる省エネ事業に伴う二酸化炭素(CO2)排出削減分が国内クレジットに認証されたと発表した。削減事業者として認証を受けて排出枠を売却するのは金融機関では初めて。

2009年10月に中央支店(帯広市)、昨年3月に柏林台支店(同)に相次ぎ地中熱ヒートポンプを活用した冷暖房システムを導入。国内クレジット認証委員会で今年3月末までのCO2排出削減量64トンが認証された。排出枠は9月をメドに環境コンサルティングのイースクエア(東京・港)に売却する方針。

同信金は昨年3月、地元企業や自治体から排出枠を買い取るため「おびしん・どさんCO2(こ)ファンド」を創設。今年3月末には第1号案件として浦幌町から排出枠180トン分を購入した。イースクエアから得る代金も同ファンドの財源に組み入れる。