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イオン銀行、農業融資に参入 「六次産業」を目指す農業ビジネスを支援 日本金融公庫の8割保証活用(各紙)

2013-07-01 21:58:59

AeonBankogo
AeonBankogoイオングループで金融事業を手がけるイオン銀行が農業融資に本格参入する。イオンに農産物を納入している農業事業者のほか、新たに「六次産業化」を目指す新規農業事業者らを対象に、低利での事業融資を展開する。融資の際には、日本政策金融公庫が融資額の80%に信用保証を付けてリスクヘッジをする。


 イオングループはこれまでも、スーパーの店舗での農産物等の取り扱いを軸に、農場経営や地域の特産品を全国で販売するなど、農業分野への進出を進めている。今回は、金融支援を通じて農業ビジネスを強化することで、スーパー等の仕入れ力強化にもつなげたい考え。

イオン銀行が取り扱う新融資商品は「イオン銀行アグリローン」と呼ぶ。1件あたり6000万円を上限に、農業事業者向けに運転資金や設備資金を貸し付ける。融資対象はイオンに農産品を納入している農業従事者にとどまらず、取引関係がない事業者者に対しても融資需要に応じて対応する考えという。




 対象事業者は個人、法人の区別hないが、一定の売上高などの実績を目安として判断する。新融資商品の設定に伴って、農業融資の専任担当者を数名配置し、農業事業の評価を手掛ける。初年度の融資目標は60件、計2億円。実績を踏まえて、二年度以降、目標額の大幅上積みを検討したいとしている。




 また日本公庫の保証を付けることで、リスクヘッジを効かせることが可能になる。