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みずほ銀行 ASEAN向けファンドで再生可能エネルギー事業などに投資 フィリピンでバイオエネ事業へ約15億円(各紙)

2014-02-17 10:34:28

Mizuho-Logo-2013


 Mizuho-Logo-2013各紙の報道によると、みずほ銀行は昨年設立した「ASEAN PEファンド」の運用第一弾として、フィリピンでのバイオエネルギー発電事業など2事業への投資を決めた。バイオ事業は1500万㌦(約15億円)。ファンド全体は1億8000万㌦規模で、今月中にはベトナムで第三件目の案件をまとめる予定。

みずほの「ASEANファンド」には、国際協力銀行(JBIC)も出資している。運営会社はシンガポールに置いている。

フィリピンでの投資は、発電事業を運営する「シンフォニー」社のバイオマス案件で、出資規模は1500万ドル。同事業には、東南アジアでエネルギー事業への進出を目指す複数の日系企業が参加を予定しているという。もう一つの投資事業はインドネシアのレストラン運営会社向けで出資規模は1670万㌦(約17億円)。

 

みずほは、ファンドの運営方針として、海外の大手ファンドが投資しないようなアジア地元の中小規模の案件をターゲットとしている。銀行による融資に加えて、ファンドによる出資機能を使うことで、現地企業と日系企業の連携役としての存在感を高めたい考えという。

 

 

http://www.mizuho-fg.co.jp/release/index.html