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三井住友銀と山陰合銀が主導 島根・出雲のウインドファームにプロジェクトファイナンスで約80億円融資(FGW)

2014-06-03 15:18:02

izumosindfarmキャプチャ
izumosindfarmキャプチャ三井住友銀行と山陰合同銀行は2日、島根県出雲市で稼働中の国内最大級の風力発電事業にプロジェクトファイナンスとして約80億円を融資したと発表した。両行がアレンジャーを務め、地域の地銀等を合計9金融機関が参加すシンジケートローンを組成した。

 

融資対象となる風力発電事業は、豊田通商と東京電力が出資するユーラスエナジーホールディングス(東京・港)が100%出資して設立した事業会社(新出雲ウインドファーム)で、発電所の規模は出力78メガワット。

 

風力発電大手のデンマーク・ヴェスタス製の超大型発電機を26基設置して、2009年5月から稼働中。約4万世帯の年間消費電力量に相当する電力を供給、全量を中国電力に固定価格買取制度(FIT)を利用して売電している。

 

シンジケートには、三井住友銀がリード・アレンジャー兼エージェント、山陰合同がジョイントアレンジャーとなる。参加する金融機関は両行のほか、広島銀行、伊予銀行、百十四銀行、中国銀行、島根中央信用金庫、島根銀行、しまね信用金庫の9金融機関。

 

http://www.smbc.co.jp/news/j600883_01.html