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東邦銀行、福島のメガソーラーに総額39億円の協調融資、パネルは京セラ、パワコンはTMEIC製(BPNET)

2014-08-20 21:41:29

「ユーラス矢吹中島ソーラーパーク」の完成予想図(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
「ユーラス矢吹中島ソーラーパーク」の完成予想図(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
「ユーラス矢吹中島ソーラーパーク」の完成予想図(出所:ユーラスエナジーホールディングス)


東邦銀行は、ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)が福島県西白河郡矢吹町と中島村で開発を進めている「ユーラス矢吹中島ソーラーパーク」に対するプロジェクトファイナンスに関し、融資を実行したと発表した。

 

同プロジェクトファイナンスでは、総額39億400万円の協調融資(シンジケートローン)を組成し、今回、初回融資金として5億3700万円を融資した。参加金融機関は、東邦銀行と福島銀行で、東邦銀行が主幹事を務める。

建設する発電所の総出力は8MW(パネル設置容量は約12MW)で、2015年3月の運転開始を目指す。矢吹町と中島村にまたがる約28haの敷地に約5万枚の太陽光パネルを設置する。

 

太陽光パネルは京セラ製で、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製。四国電力系の電設会社である四電エンジニアリングがEPC(設計・調達・建設)サービス事業者になる。

発電した電力は東北電力に売電する。一般家庭の約3000世帯相当分の電力を供給するとともに、年間約5500tの二酸化炭素の削減効果が見込まれる。

 

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140815/370920/?ST=msb