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商工中金と みちのく銀行がABL方式で、メガソーラーに3億5000万円融資(FGW)

2014-08-27 17:35:35

michinokubankキャプチャ
みちのく銀行と商工中金は、青森県内の太陽光発電事業に対して、太陽光発電設備や売電債権を担保とするABL方式で総額3億5000万円を融資した。

総事業費3億7000万円。このうち設備資金について、みちのく銀行が2億円、商工中金が1億5000万円を融資する。michinokubankキャプチャ

ABLはAsset-based Lendingの略で、担保を不動産ではなく、動産や売掛金などを充てるもの。不動産担保が十分でない企業に対しても、通常の営業活動による商品在庫や、機械設備、売掛金などを担保として融資を受けることができる。

 

太陽光発電の場合、土地を賃貸で借りるケースが大半なので、ABLにより設備や売電収入を担保とする。みちのく銀行はこれまでも、青森地元企業に対して、りんご、りんご果汁、清酒、建設機械、コメ、ホタテ、肉牛などの商品在庫を担保にした融資を47件実施、太陽光発電事業にも8件の実績がある。

 

今回、融資対象となる太陽光発電事業は、地元の大成産業が事業主となって青森県五所川原市に建設中のメガソーラー事業。発電出力は1518k、売電分1260kW、11月に発電開始予定で、全量東北電力に売電する。

 

 

http://www.shokochukin.co.jp/newsrelease/pdf/nr_140820_01.pdf

 


yh20140827michinokou_map_250px.png  青森県五所川原市と発電所の位置