HOME |三井住友銀行 首都圏の産廃企業からSMBC規格に基づく「環境配慮私募債」購入(FGW) |

三井住友銀行 首都圏の産廃企業からSMBC規格に基づく「環境配慮私募債」購入(FGW)

2015-04-02 00:29:39

mitusisumitomobankomi01
mitusisumitomobankomi01三井住友銀行は、埼玉県戸田市の廃棄物処理業、日興サービス社から、SMBCの規格に沿った「環境私募債」を購入したと発表した。

購入した私募債は三井住友銀の「SMBC環境配慮評価私募債eco バリューup」によるもの。三井住友銀行が独自に開発した環境配慮の定量評価と、大手監査法人に委託した定性評価の評価結果を勘案して買い取り条件を決めるという内容。

 

またSMBCの私募債発行で得る定量、定性評価のフィードバックや、当該企業の環境経営の現状分析、今後の改善余地の診断、ベストプラクティスの提供などの付加サービスも提供する。

 

企業にとって環境配慮の融資を得る場合は、特定のプロジェクトの資金需要を前提とするが、私募債発行の場合、資金使途が融資よりも幅広く行えるメリットがある。また三井住友銀行オリジナルの私募債規格に沿った発行であることから、同社の環境配慮度合いを第三者評価されるメリットも生じる。

日興サービス本社
日興サービス本社


 

今回、私募債買取の対象となった日興サービスは、廃棄物処理の収集運搬事業のほか、産業廃棄物の中間処理事業の実施において、工場周辺への臭気対策投資や下水管の自主的清掃活動など、本業と連動した幅広いステークホルダー活動を展開している。

 

また環境マネジメント規格ISO14001の取得は14年目に入り、環境マネジメントの定着が顕著である。環境負荷削減のため、最終処理で出る汚泥をセメント原料としてリサイクル活用する技術開発のほか、固化材の使用や中間処理での減容化などの技術開発にも積極的に取り組んでいる。

http://www.nikko-ser.co.jp/introduction1.html

 

http://www.smbc.co.jp/news/j601018_01.html