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日本政策投資銀行が昨年発行した日本国内初のグリーンボンド、アジア太平洋開発金融機関協会（ADFIAP）の年間賞獲得（FGW）

2015-06-17 17:32:23

DBJGreenbuildingキャプチャ

日本政策投資銀行（DBJ）は、アジア太平洋地域の開発金融機関等で攻勢する「アジア太平洋開発金融機関協会(ADFIAP)」から、先に発行した｢DBJグリーンボンド」について、ADFIAP Awards 2015を受賞したと発表した。

 

　ADFIAPは5月13～15日にベトナム・ニャチャンで年次総会を開催、そこでDBJの受賞が決まった。ADFIAP Awardsは、アジア太平洋域内の優秀かつ啓発性の高いディール・取り組みを広く周知し、金融手法・技術の共有を図る目的で、優れた実績を残したアジア太平洋地域の開発金融機関を表彰する制度。

 

　DBJのグリーンボンドは、昨年10月に、同社が実施している不動産のサステナビリティ認証制度（DBJ　Green Building 認証」制度で認証された不動産物件向け融資に振り向けるために発行した。日本国内で初のグリーンボンドとなった。DBJのグリーンボンドは期間3年、表面利率0.250%、ユーロ建てで調達額は2.5億ユーロ。

DBJ無題

　ムーディーズ及びS&Pの格付けはそれぞれAa3、A+。外部認証機関DNV-GLが認証した。ボンドは欧州系の年金基金等が購入した。引き受け主幹事は、メリル・リンチ・インターナショナル、モルガン・スタンレー・インターナショナル、シティ・グローバル・マーケッツ、大和キャピタル・マーケッツ・ヨーロッパの４機関。

 

　ADFAPは本部をフィリピンのマニラに置き、アジア太平洋45カ国・地域の131機関が参加している。

 

http://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2015/html/0000019831.html