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鹿児島銀行 環境省のグリーンファンドと共同で「かごしまグリーンファンド」設立。2億5000万円出資(FGW)

2015-07-04 23:09:48

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 鹿児島銀行は、鹿児島県、および環境省の「グリーンファイナンス推進機構」、鹿児島ディベロップメント株式会社と共同で「かごしま再生可能エネルギーファンド投資事業有限責任組合(かごしまグリーンファンド)」を設立、県内での再生可能エネルギー事業への資金供給に乗り出す。ファンドは15億円規模で、同銀行は2億5000万円を出資する。

 

事業主体となる鹿児島ディベロップメント㈱は、鹿児島銀等が出資するファンドの業務や、太陽光発電事業等を行っている。現在、すでに3本のファンドを運営している。


新たに設立するグリーンファンドは、鹿児島県の地域特性を生かした地熱、バイオマス(畜産廃棄物、焼酎粕)、小水力などの再エネ事業を主な投資対象とする。

 
 鹿児島銀は、県などとともに、有限責任組合員(LP)として2億5000万円を出資、県も同額、環境省のファンドが5億円などを出資する。鹿児島ディベロップメントは無限責任組合員(GP)で出資額は1000万円。ファンドの規模は最大15億円を目指しており、今後、他の地域金融機関や自治体等の出資を求めるという。

 

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 グリーンファイナンス推進機構は、環境税収を元に、「地域低炭素投資促進ファンド(グリーンファンド)」を組成、地域の低炭素プロジェクトを推進するための出資事業を展開している。地銀と提携することで、出資先の事業評価やモニタリング業務について地銀の機能を活用できる一方で、地銀は公的な資金を得ることで、資金調達が円滑になるとともに、信用力の補完も期待できる。

 

http://www.kagin.co.jp/library/pdf_release/newsh270702_134.pdf