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三井住友銀行 大和証券に対して「SMBCなでしこ私募債」引き受けで、資金供給。女性活用策の実施を評価(RIEF)

2015-07-19 14:39:28

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三井住友銀行は、大和証券グループに「SMBCなでしこ私募債」の引き受けで資金を供給した。同私募債は、女性活躍を推進している企業を、同行の独自基準で評価して、一定の優遇条件で資金供給するもの。大和証券は東京証券取引所の「なでしこ銘柄」にも選定されている。

 

私募債の引受額は公表されていない。三井住友銀は日本総合研究所に委託して選定基準を設定しており、大和証券は「女性活躍の先進企業」と評価された。

 

 同証券は社員の配偶者の出産時や復職時に、最大2週間の育児サポート休暇の取得を制度化しており、2014年度の男性社員の取得者数は134人と、前年度の19人から大幅に増加した。

 

 また事務業務の業務職から総合職、エリア総合職への職制転向、非正規雇用から正社員への登用などを利用してキャリアアップを目指す女性社員が累計で1000人を突破している。さらに、女性管理職比率は2015年6月時点で8.6%、女性支店長比率は16.1%と、増加している。

 

 SMBCなでしこ私募債は、現状の取り組み状況の診断を踏まえ、取組みを推進する経営トップのコミットメントを評価して今後の「伸び」、目標達成に向けた推進力の強さを診断する。評価の視点は、「女性のキャリア促進」「多様な働き方の実現」「情報発信」の3つ。

 

 対象企業の女性活躍推進の取組みに対する従業員の方の意識や女性の活躍を阻害する要因、今後、必要な取組みについてのアンケート調査もセットで提供する。対象企業への診断シートでは、同業他社やベストプラクティスとの比較も示して、企業の今後のさらなる取組みを促すという。

 

 評価結果は「女性活躍の先進企業」、「女性活躍のグロース企業」などとグループ化し、希望に応じて同行のホームページや新聞・雑誌等への「ツームストーン広告」で紹介する。

 

http://www.smbc.co.jp/news/j601059_02.html