青森・みちのく銀行 電力小売り全面自由化にらみ、取引先企業の省エネ促進でオリックスと業務提携。取引先に大手電力より割安利電気料金を紹介・提供（RIEF）
2015-08-16 01:35:01
地方銀行の「みちのく銀行」（頭取 髙田 邦洋）は、2016年からの電力小売り全面自由化に向けて、取引先企業の省エネ・光熱費削減を支援するため、オリックスと業務提携し、同社から電力大手より割安な料金での電力購入契約ができるよう紹介ビジネスを強化する。
このほど、新電力（特定規模電気事業者）としてすでに電力供給事業を展開しているオリックスと業務提携を結んだ。主な提携の目的は、みちのく銀行の顧客企業の中で、電力料金の削減による経営効率化に関心のある顧客企業をオリックスに紹介することで、地元企業の利便性向上と、銀行としても新たな手数料収入増を図る考え。
同行とオリックスの提携による割安電力紹介ビジネスは、すでに先月後半から開始している。ビジネスの主な対象は地元・青森県を中心とした中堅・中小企業で、それらの企業の電力使用パターンが、①昼夜の差が大きい②平日・休日の差が大きい③季節によって差が大きい など
の場合に、もっとも削減効果が生じるとしている。
Research Institute for Environmental Finance