新潟の北越銀行　「トキ応援ファンド」「子育てファンド」での寄付金、今年は２２０万円を贈呈。累積で約1500万円を寄付（RIEF）。

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2015-12-16 14:25:09

新潟県の北越銀行は、トキの野生復帰活動を応援する投資信託「トキ応援ファンド」および「トキ子育て応援ファンド」を設定、両商品の販売から銀行が得る信託報酬の一部をトキの保護活動に寄付しているが、今年も２２７万円の寄付を行う。

　同行のトキ応援ファンドは、２００９年に第一号の「トキ応援ファンド」を設定、２０１２年にトキの雛が孵ったことで、赤ちゃんトキの｢巣立ち」をみんなで支援しようという｢子育てファンド｣を追加販売した。

　両ファンドとも、運用成績もよく、個人投資家の人気も高いという。運用資産規模は、トキ応援ファンドが9億1500万円（9月末現在）、子育てファンドのほうが11億1500万円（同）。

　同行はファンドの販売からの収益源である信託報酬の一部（年間平均残高の0.1%相当）を、トキの保護活動を展開している「新潟トキ保護基金」に寄付している。今回の寄付金額は２２７万７０００円で、これまでの累積では１５７６万３０００円となっている。

　同行では「トキも順調に育っている。ファンドの手応えも順調。今後、トキの保護で、新しい話題が出てくれば、新たなファンドの設定を検討できればといい、と考えている」としている。

　２５日に新潟県庁で寄付金の贈呈式を行う予定。

投資信託の商品概要

商品名

先進国高格付ソブリンオープン
(毎月決算型)

円ヘッジソブリン／Ｊリートインカムオープン
(毎月決算型)

信託設定日

「トキ応援ファンド」

平成21年９月29日

「トキ子育て応援ファンド」

平成24年６月11日

主な特徴

○	ファンドの投資対象は、信用力が最も高い先進国（日本を除く）のソブリン債（各国政府等が発行する債券の総称で、国債や政府機関債等）であり、その中で相対的に金利水準が高い５カ国に均等投資します。
○	原則として、毎月、安定した収益分配を行うことを目指します。

○	ファンドの投資対象は、信用力が最も高い先進国ソブリン債に70％程度、国内上場の不動産投資信託（Ｊリート）に30％程度を投資します。外貨建資産については、為替ヘッジを行い為替変動リスクを低減します。
○	原則として、毎月、安定した収益分配を行うことを目指します。