潘基文国連事務総長は、先週、ニューヨークの国連本部で開いた投資家向けの気候変動会合で、「2020年にまでにグローバルなクリーン投資を、最低でも現状から倍増することに挑戦すべき」と述べ、銀行、保険、年金など業態ごとの積極的な行動を要請した。
会合は、NPOのCeresと国連機関の共催の形で27日に丸一日かけて開かれた。国連の潘事務総長は、昨年12月の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)の国際合意を踏まえ、会合に集まった500以上の機関投資家や金融機関に対してゲキを飛ばした。
「投資コミュニティは、パリ合意に基づき、クリーンエネルギーの成長に向けて、力強いモメンタムを築き、ビジネス機会をとらえるよう期待する」、「かっては考えられないと思われて……
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