HOME1. 銀行・証券 |北海道の士幌町農協(JA士幌町) バイオガス発電に参入、畜産廃棄物を利用。JA施設やAコープの使用電力に充当(各紙) |
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 各紙の報道によると、北海道の士幌(しほろ)町農業協同組合(JA士幌町)は3月にも、北海道で牧場の畜産廃棄物を活用したバイオガス発電に乗り出す。農協による「電力の地産地消」事業といえる。

 

 JA士幌町が立地する士幌町では、肉牛生産の牧畜業を営む生産農家が多い。すでに同JAは、牧場から排出される畜産廃棄物を利用したバイオガス発電施設を自ら建設し、牧場に提供、牧場主はJAに利用料を払って運営する方式をとっている。初期投資費用が億円単位になるため、個々の牧場主では投資しにくいためだ。

 

 JAは今回、こうして町内の牧場に設置した合計10基のバイオガス発電施設から電力を購入し、JAの各施設や農協のスーパーマーケット事業である「Aコープ」などで使用する電……

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