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みずほコーポがハワイで離島型スマートグリッド実証事業に参画(FGW)

2011-11-02 17:47:05

ホノルルの電力は再生可能エネルギーに転換
ホノルルの電力は再生可能エネルギーに転換


みずほコーポレート銀行は、日立製作所、サイバーディフェンス研究所と組んで、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)がハワイで実施する日米共同事業の離島型スマートグリッド実証事業に参画する。再生可能エネルギーの導入が進んでいるマウイ島でのスマートグリッド技術検証等を行う。

同事業は、2009年11月の日米首脳会議で合意した「日米クリーン・エネルギー技術協力」に基づく事業。米国側からはハワイ州、ハワイ電力、ハワイ大学、米国国立研究所などが参画する。事業規模は30億円で、今年度から2014年度末まで実施する。

オアフ島は20年がかりで、再生可能エネルギーの利用促進を進めている。州都ホノルルがあり、観光客が最も多く、エネルギー消費量の多い同島に、周辺のモロカイナ、ラナイ、まういの各島に設置した大規模な集光型太陽熱発電を展開し、海底ケーブルでオアフ島に供給する計画だ。計画全体で160億㌦~200億㌦とされ、今回のスマートグリッド事業は、ホノルルを中心として省エネ化を促進するものとなる。

ハワイ電力は、再生可能エネルギーの導入に積極的で、ハワイを石油エネルギーから脱却させることを目指して、計画を推進している。

http://www.mizuhocbk.co.jp/company/release/pdf/20111102.pdf