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東邦銀行(福島) 福島・富岡町での30メガワット太陽光発電事業に、76億2600万円を協調融資(RIEF)

2016-06-25 17:37:27

touhouginkoキャプチャ

 

 東邦銀行(福島県)は、福島県双葉郡の富岡町で建設中の約30MWの発電容量を持つ太陽光発電事業に対して、プロジェクトファイナンスで総額76億2600万円を資金供給する協調融資を組成した。

 

 融資対象となる「富岡復興エナジー合同会社」は、地元の富岡町のほか、JR東日本エネルギー開発、福島発電の各主体が出資して設立した。メガソーラーは同町の約40haの敷地に設立される。

 

 出力は28MWで、想定年間発電量は一般家庭約7,800世帯分の年間消費電力量に相当する約2,800万kWhを見込んでいる。発電した電力は、固定価格買い取り制度(FIT)により東京電力に売電し、年間約9億円の売り上げを見込む。今年末に稼働の予定。

 

 協調融資総額76億2600万円のうち、56億2600万円は東邦銀行が融資し、残りをあぶくま信用金庫、相双五城信用組合が協調融資する。東邦銀行が主幹事を務める。

 

 対象の太陽光発電は、福島県再生可能エネルギー復興推進協議会と協定を締結しており、被災地域の復興に寄与する事業として認定されている。

 

 東邦銀行は、これまでも福島県内の大型太陽光・風力発電事業に対する融資を積極的に手掛けている。

http://www.tohobank.co.jp/news/20160624_004378.html