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青森銀行、みちのく銀行 青森県むつ市内でのESCOを活用した街路灯LED化事業に協調融資(RIEF)

2016-07-18 16:50:03

ESCO2キャプチャ

 

 青森県の青森銀行とみちのく銀行は、同県むつ市が進めるESCOを活用した街路灯LED化事業を請け負った下北郡電気工事工業協同組合(むつ市)に対し、協調融資を決めた。

 

 同事業は、むつ市が2008年3月に定めた「むつ市地球温暖化対策推進実行計画」に基づいて、市内の街路灯を低消費電力・長寿命のLED化するもの。ESCO(Energy Service Company)は、顧客の光熱水費等の経費削減を行い、削減実績から対価を得る方式。

 

 今回は、むつ市が管理する街路灯約8400灯をLEDに切り替える。総事業費は約2億円。LED化することで、市がこれまで払ってきた街路樹用の光熱費は年間3544万円(計画値)分が削減される。ESCO事業者へのサービス料支払いは2287万円なので、市は事実上、1000万円以上の年収を得ることになる。期間は10年。

 

 事業を担当する下北郡電気工事工業協同組合はむつ市および下北郡の電気工事業者23社により構成。ESCO契約に基づき、10W以下のLED式街路灯への取替え工事、維持管理業務および省エネルギー量の検証業務等を行う。

 

 むつ市は工事・維持管理等を地元業者に発注し、本事業を地方創生に向けた取り組みの一環と位置付けている。

 

 ESCO事業を活用した街路灯LED化事業については、全国各地の自治体で取り組みが進んでいる。青森銀行も、弘前市、青森市などで融資を実施している。

 

http://www.michinokubank.co.jp/news_1779.pdf

http://www.a-bank.jp/contents/cms/article/20160715001/index.html