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滋賀銀行が 第一号の地域ブランド排出権を購入 (FGW)

2011-12-06 15:54:09

滋賀銀行は、京都、滋賀を対象とした地域ブランド排出権を創出している「京都BIWAKO地球温暖化協議会」が認定する「京都BIWAKOクレジット」の第一号クレジットを18トン分購入した。同行が自主的に進めている排出削減目標に充当する。

 「京都BIWAKOクレジット」は、同協議会が今年から認定を始めた環境省のオフセット・クレジット(J-VER)に基づく地域ブランド排出権。排出権の「地産地消」を進めるために始まった制度で、地元の事業者等から発生した排出権を取得し、地元に資金を還流させることで、温暖化対策と地域経済の活性化を両立させようという試みである。

 滋賀銀は、株式会社カシックス(京都)がバイオマス燃料を車両用に切り替えることで認定を受けた排出権を購入した。金額については非公表。カシックスは同制度に基づいて、売却代金のⅠ%分を、滋賀県の「マザーレイク氏が応援寄附」、京都市の「京都市民環境ファンド」に寄付した。

 滋賀銀行は2010~2012年度の3年間平均で銀行活動に伴うGHGを25%削減する目標尾立てている。すでに2010年度実績で56.38%削減を達成している。購入したクレジットは2011年度の削減分に充当する。

http://www.shigagin.com/news/topix/637