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三井住友銀行が 取引先の事業継続性(BCP)評価に基づく新規融資制度を開発(FGW)

2011-12-07 20:52:08

smbc
三井住友銀行は、取引先企業の事業継続計画(BCP)の取り組みを評価し、その評価を融資に際して金利面等に反映させる「SMBC事業継続性評価融資」の取り扱いを開始した。第一号の融資対象として、日本製粉を評価対象とした。

 震災などのほか、新型インフルエンザの流行や洪水、テロ等の突発事象に対する企業としての対応性の有無が、操業に影響する事態が増えていることから、取引先企業に事前の対応を促すとともに、融資の安全性を担保することが狙い。

新制度は、事業継続マネジメントシステム(BCMS)の英国規格であるBS25999-2をはじめ、来年中に発行が予定されているISOのBCP規格案などを元にして、企業の事業継続への取り組みの必要性への気づきや、BCPの策定状況、BCMSの構築状況等を、同行の独自評価基準で10段階評価を行う。評価に基づいて、取引先企業にBCMSの改善をアドバイスするとともに、当該企業の資金借入需要に応えて、評価に応じた優遇金利での融資を提供する。

評価手法の導入に際しては、BCPをはじめ、リスク管理の専門コンサルティングを実施しているインターリスク総研に制度設計、および評価業務を委託する。インターリスク総研は、BCPの国際協会である「事業継続協会(BCI)」の日本支部代表としての認定を受けている。

http://www.smbc.co.jp/news/j510185_01.html

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