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国際協力銀行((JBIC) がインドなどの南アジア地域でのクリーンエネルギー事業への米投資ファンドに出資(FGW)

2011-12-07 21:08:05

国際協力銀行(JBIC)は、インド、バングラデシュ、ネパール、スリランカの4カ国を中心とする南アジア諸国でのクリーンエネルギー事業を投資対象としている米ファンドGlobal Environment Fund(GEF)が運営するファンドへの出資を決めた。JBICの出資額は2000万㌦。

GEFが運営するファンドは、South Asia Clean Energy Fund,LPで、南アジア地域での再生可能エネルギー事業のほか、省エネ事業(機器製造、サービス提供を含む)等を主要な投資先としている。GEFは1990年設立のプライベート・エクイティ投資会社。現在の投資資産総額は約10億㌦。

JBICは野海外での環境分野への投融資は従来、日本企業の投融資や機器輸出、日本の産業の国際競争力の維持向上を直接目的とする投融資に限定されてきた。それが昨年の日本政策金融公庫法の改正で、地球温暖化の防止等、温暖化保全を目的とするものも対象として認められることになたt。これらを「地球環境保全業務(通称、GREEN)」と呼んでいる。今回の出資はこのGREENに基づく第一号の出資案件となる。

http://www.jbic.go.jp/ja/about/press/2011/1207-01/index.html