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みずほ銀行 政策投資銀行主導の「風力発電ファンド」のリファイナンス資金240億円を協調融資で組成(RIEF)

2017-03-28 13:56:30

windpowerキャプチャ

 

 みずほ銀行は、日本政策投資銀行などが設立した日本風力開発ジョイントファンドの風力発電施設取得のリファイナンス資金として総額240億円のプロジェクトファイナンスを組成した。日本生命、静岡銀行など9金融機関が協調融資をする。

 


 融資の対象となる日本風力開発ジョイントファンドは政投銀が昨年2月、日本風力開発(JWD)と共同で立ち上げた風力発電ファンド(私募のエネルギーファンド)。ファンド規模は約340億円で、JWDが運用している15カ所の風力発電施設を買い取り、すでに運営している。今回はそのうち、政投銀の融資分240億円分のリファイナンス資金を調達する。

 

 協調融資に参加するのは、みずほのほか、日本生命、静岡銀行、第四銀行、東邦銀行、みちのく銀行、りそな銀行、NTTファイナンス、岩手銀行の9金融機関。

 

 
 風力発電向けのプロジェクトファイナンスとしては国内最大の規模となる。対象プロジェクトは格付投資情報センター(R&I)がトリプルBの投資適格格付けを付与している。風力発電ファンドで外部格付けを取得したものは国内では初めて。

 

 みずほ銀行の環境関連ファイナンスは、環境プロジェクト関連融資が268件の5954億3400万円(2016年3月末残高ベース)に達している。こjのうち、風力発電関連は51件の1901億5100万円、太陽光発電関連が173件2676億8700万円などとなっている。

 

https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20170321_2release_jp.pdf