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カナディアン・ソーラー 日本国内での太陽光発電事業等で、三井住友ファイナンス&リース主導のシンジケートローンで40億円を調達。三井住友銀行グループから合計130億円超を調達(RIEF)

2017-04-03 17:14:00

CanadianSolarキャプチャ

 

 日本で太陽光発電事業を展開するカナディアン・ソーラー(本社カナダ・オンタリオ州)は、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)社から40億円のシンジケートローン契約を結んだ。同社は昨年10月にも同じグループの三井住友銀行(SMFG)から96億円のローン契約を結んでおり、三井住友グループからの調達額は130億円超となる。

 

今回のSMFLからの調達資金は前回の調達と同様、期間3年で、SMFLが主幹事となって5つの金融機関が銀行団を形成する。資金使途は、日本国内での太陽光発電所の開発や日本法人(カナディアン・ソーラー・ジャパン)の運転資金等に充当される見通し。

 

 カナディアン・ソーラーの会長でCEOのショーン・クー氏は「SMFLによってファイナンスが強化されたことは喜ばしい。昨年10月のSMFG からの資金調達を含めて、130億円以上を日本で調達できた。今後も日本市場は重要な市場であり、国内の金融機関との協調関係を拡大していきたい」と述べている。

 

 同社は2001年にカナダで設立された。現在は、日本を含め世界24カ国で、太陽光発電設備の販売と発電所の運営の両方でビジネス展開をしている。パネルの製造拠点はカナダと中国にある。日本には2009年に進出し、子会社のカナディアン・ソーラー・ジャパンを設立、2015年には発電事業に特化するカナディアン・ソーラー・プロジェクト社を分離設立している。鹿児島県や熊本県などにメガソーラー事業を展開しているほか、今後数年以内に、発電所の規模を600MWに拡大する予定。

 

http://www.prnewswire.com/news-releases/canadian-solar-secures-jpy4-billion-credit-facility-with-sumitomo-mitsui-finance-and-leasing-company-limited-300431758.html

https://canadiansolar.co.jp/company/tabid89.html?itemid=9&dispmid=395