HOME4.市場・運用 |国際標準化機構(ISO)グリーンボンドの国際標準設定へ。資金使途や情報開示等の共通ルール化目指す。(RIEF) |
ISO1キャプチャ

 

  国際標準化機構(ISO)は、気候変動対策の資金を調達するグリーンボンドの国際標準づくりに乗り出す。グリーンボンドの国際基準には、現在、金融機関の自主的なグリーンボンド原則(GBP)があるが、ISOはそれとは別に、より詳細な手順や評価事項の共通ルール化を目指すという。一部の国で「国別ガイドライン」を定める動きが出ていることに対処する狙いもあるとみられる。

 

 ISOは、製品やサービスなどの国際標準規格を策定するための国際的な非営利政府組織。 各国の公的、非営利の標準化団体162が加盟団体で、工業製品、技術、食品安全、農業、医療、環境などすべての分野をカバーし、現在、約2万の規格を公表している。温暖化分野でもこれまでに、温室効果ガスの測定・報告のISO14064-1(企業向け)など7種類の標準を定めているほ……

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