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みずほフィナンシャルグループ、初のグリーンボンド発行。5億ユーロ(約665億円)、期間7年。三井住友フィナンシャルグループも近く発行へ(RIEF)

2017-10-12 00:53:41

mizuho1キャプチャ

 

 みずほフィナンシャルグループは、同社として初のグリーンボンドを16日に発行すると公表した。傘下のみずほ銀行が内外で実施する再生可能エネルギー事業などのグリーンプロジェクト向け融資のための資金調達を行う。発行額は5億ユーロ(約665億円)、期間7年、金利は0.956%。メガバンクのグリーンボンド発行は3行とも出そろった形になった。

 

 三井住友フィナンシャルグループも、一昨年の第一号グリーンボンドに続いて二回目のボンドを近く発行する。http://rief-jp.org/ct1/73134

 

 みずほはグリーボンド発行に際して、独自の「グリーンボンドフレームワーク」を設定した。グリーンボンドでの調達資金の提供先を①再生可能エネルギー事業②クリーン運輸事業③汚染防止・管理事業――を対象とする。同フレームワークには、Sustainalyticsがセカンドオピニオンを付けている。

 

  Sustainalyticsは、みずほのグリーンボンドフレームワークについて、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)に適合していると評価した。その結果、GBPをコピーした形の環境省の 「グリーンボンド原則 2017」にも適合するとしている。

 

  みずほ銀行は、グリーンボンドの調達資金で投融資活動を行う際の対象事業はエクエーター原則のカテゴリーB、Cランクの事業(環境への影響が限定的ないし最小限)に限定し、事業者による環境アセスメント実施が必要なカテゴリーAの事業にはファイナンスはしないとしている。対象となる融資はボンド発行から遡って2年以内に実施されたもの、または発行日以降に実施されるものとしている。

 

 16日に発行する第一号のグリーンボンドの具体的な情報開示では、適格グリーンプロジェクトへの個々の融資状況(少額の融資は総額べース)をウェブサイトなどで開示するとしている。またインパクトレポーティングも、再エネ事業への融資の場合、融資対象事業によって削減されるCO2排出量を開示する予定。

 

 みずほは、自社のCO2排出削減目標として、2020年度までに10.5%削減(2009年度比)、2030年度に19%削減(同)を掲げている。「今後も CSR(企業の社会的責任)への取り組みを企業行動の主 軸と位置づけ、さまざまなステークホルダーの価値創造に配慮した経営を行う とともに、金融を通じて社会の持続可能な発展に一層貢献していく」としている。

 

https://www.mizuho-fg.co.jp/release/pdf/20171011release_jp.pdf