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三井住友フィナンシャルグループ、2回目のグリーンボンド発行。5億ユーロ。ルクセンブルクのグリーン取引所に上場(RIEF)

2017-10-12 07:00:47

SMBCキャプチャ

 

  三井住友フィナンシャルグループは、同社として2回目となるグリーンボンドを発行する。先に公表したみずほフィナンシャルグループと同様に、ユーロ建てで5億ユーロ(約665億円)、期間7年。ルクセンブルクのグリーン取引所(LGX)に上場する。

 

 ボンドのストラクチャリングは、 Bank of America Merrill Lynchが担当した。募集額5億ユーロに対して、140億ユーロの応募超過となったという。金利は0.934%。ボンドの信用格付はMoody’sがA̠̠1、S&PがA−を付けた。また、みずほと同様に、グリーンボンドフレームワークを設定し、同フレームワークに対して、ESG評価会社のSustainalyticsがセカンドオピニオンを付けた。http://rief-jp.org/ct1/73480

 

 共同販売主幹事は、Credit Agricole CIB と SMBC 日興が担当する。ボンドでの調達資金は、三井住友銀行が内外で投融資するグリーン適格事業に充当される。リーンボンドでの調達資金の提供先は、みずほが設定した①再生可能エネルギー事業②クリーン運輸事業③汚染防止・抑制事業―に加えて、省エネ、グリーンビルディングの2分野を追加している。

 

 エクエーター原則との関連は、みずほと同様に、カテゴリーA(環境影響が大きく、環境アセスメントが必要な事業)の評価となる事業は対象外とし、カテゴリーB、同Cの事業に限定する。

 

 SMFGは2015年10月に、日本の民間銀行として最初のグリーンボンドを5億㌦分、発行している。http://rief-jp.org/ct1/55480

 

http://www.smfg.co.jp/