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「世界最悪企業2012年」オンライン投票は、ブラジルのValeが勝利。東電は二位(FGW)

2012-01-27 22:40:23

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「世界最悪企業2012年」オンライン投票は、27日朝(日本時間)までの投票で、一位にブラジルの開発会社Vale(25041票)が選ばれた。二位は795票差で日本の東京電力(24245票)。三位は東電と5231票差で韓国のSamsung(19014票)となった。主催したGreenpeace SwissとBerne Declarationはさらに審査員が選ぶGlobal Awardとして、英国の金融業、Barclaysを選んだ。

Barclays は食糧・穀物市場への投機活動で食品価格上昇を招き、2010年下半期だけで、世界中で4400万人を食糧価格上昇による貧困に追い込んだことが、「最悪企業」に値するとしている。国際NGOのWorld Development MovementのAmy Hortonは「Barclaysに対する賞授与が、欧州の規制当局の食糧価格上昇を抑制し、銀行が食糧価格を投機対象とするようなギャンブルビジネスに手を出すことを厳しく規制することにつながるよう期待する」と歓迎している。

http://www.publiceye.ch/en/news/press-release-27th-january-2012/