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三重県の第三銀行と三重信用金庫、松阪市のゴミ処理発電による新電力会社に出資参加。市のエネルギーの地産地消を支援(RIEF)

2017-11-10 12:21:02

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  三重県の第三銀行と三重信用金庫は、松阪市と東邦ガスが設立する電力小売事業の「松阪新電力会社」に出資した。新会社は、松阪市のゴミ処理施設で発電される電力を市内の公共施設等に供給する地域電力会社となる。事業開始は来年3月ころの予定。松阪市はエネルギーの地産地消を実践する。

 

写真は、松阪市桂瀬町にある松阪市クリーンセンター)

 

  第三銀行と三重信用金庫の出資は、資本金(880万円)のそれぞれ4.5%で少額株主となる。松坂市が過半の51.1%を、事業者の東邦ガスが39.8%をそれぞれ出資する。

 

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 発電は市内の「松阪市クリーンセンター」で実施する。同施設はゴミの処理能力が日量200㌧、最大発電出力は3500kw。新会社の売電収入などの事業利益は、同市が地域振興のために今年度内に設立する基金に寄付し、地域のために活用する。これまで公共施設が電力会社に支払っていた電力料金を、内製化して、地域振興資金を捻出するわけだ。

 

 同事業は松坂市が、公募によって事業パートナーとして東邦ガスを選定した。事業に参加する三重信用組合は「これからも地域金融機関として、地域における地域経済の活性化に向けた取り組みを積極的に実施していく」とコメントしている。

http://www.tohogas.co.jp/corporate-n/press/1205473_1342.html

http://www.daisanbank.co.jp/index.html

http://www.shinkin.co.jp/mie/oshirase/20171108matsusaka_shingaisya/20171108matsusaka_shingaisya.html