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日本リテールファンド投資法人(JRF)、J-REIT初のグリーンボンド発行へ。発行上限は1400億円。保有不動産物件および新規取得物件のファイナンスに適用(RIEF)

2018-04-17 12:23:21

JRF2キャプチャ

 

 不動産投資法人(J-REIT)大手の日本リテールファンド投資法人(JRF)は、J-RIEFとして初となるグリーンボンドを発行する。このほど、市場基準のグリーンボンド原則(GBP)に沿ったグリーンボンドフレームワークを設定した。発行ボンドは5年もので、1429億円の発行可能額上限を設定した。第一回目の発行額は未定だが50億~80億円とみられる。調達資金は既存、および新規のグリーン適格資産に投じる予定だ。

 

 同社ではグリーンボンド発行を、自社のサステナビリティ活動の強化につなげるとともに、ESG 投資に積極的な投資家層を拡大することで、資金調達手段の拡充、グリーンボンド市場の発展に資することを目指す、としている。

 

 セカンドオピニオンは、サステナリティクスがGBP適合を付与し、グリーンボンドアセスメント評価は、格付投資情報センター(R&I)がもっとも評価の高いGA1の予備評価を付けた。主幹事は、みずほ証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が担当する。

 

 対象資産は、JRFのサステナビリティ委員会が選定した適格クライテリアを満たす「グリーン適格資産」とする。同資産は2月末時点で、合計21物件、帳簿価格3176億円にのぼる。これをベースにして、有利子負債比率を乗じた「グリーン適格負債額」を算出、この適格負債額1429億円をグリーンボンド発行の上限とする。

 

 JRF1キャプチャ

 

 適格資産は①DBJ Green Building認証で3つ以上の星を取得した物件②またはCASBEE不動産評価認証でB+以上の評価取得済み、あるいは取得予定の物件、としている。

 

 JRFは三菱商事とUBS アセット・マネジメントが出資して、2002 年3 月に上場したJ-REIT。投資対象は商業施設を中心にしている。資産運用は三菱商事・ユービーエス・リアルティ(MC-UBS)が担当している。MC-UBSはPRIやUNEP-FIなどにも署名、サステナビリティ活動に力を入れている。JRFもGRESBやCDPなどに参加している。

 

http://www.jrf-reit.com/upd3/irpr_news/pdf/xjs3725AD4446BB5E035.pdf