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欧州系大手太陽光発電事業者ソネディックス、三菱UFJと、三井住友の両行から合計約304億円を調達。岩手遠野市、栃木県佐野市でのメガソーラー事業資金(RIEF)

2018-07-09 18:07:25

Sonnex2キャプチャ

 欧州系の太陽光発電事業者ソネディックス・グループの日本法人、ソネディックス・ジャパンは、同社が開発する岩手県遠野市と、栃木県佐野市での大規模太陽光発電事業の開発資金をそれぞれ、三菱UFJ銀行(MUFG)、三井住友銀行(SMBC)からプロジェクトファイナンスで借り入れた。借り入れ総額は2件合計で、約304億円となる。ソネディックス・グループはグローバル展開の中でも、日本での太陽光発電事業に力を入れている。

 

 (写真は、岩手県遠野市でのソネディックスの太陽光発電事業)

 

 岩手県遠野市の事業は発電容量46.6MW。事業体となるSPC向けに、三菱UFJ銀行が約139億円をプロジェクトファイナンスで資金供給を決めた。このほど建設工事を開始した。プロジェクトはNECネッツエスアイが建設し、2020年初頭の商業運転開始の予定。商業運転開始後、1万7650世帯分の年間消費電力に相当する53,000MWhの電力を供給する。

 

 もう一方の栃木県佐野市での発電事業は発電容量41.6MWとほぼ同規模。同じくプロジェクトのSPCが三井住友銀行から約165億円のプロジェクトファイナンス融資を受け、こちらも建設工事を開始した。本プロジェクトの建設事業者はjuwi自然電力で、2020年末の商業運転開始の予定。1万5000世帯分の年間消費電力に相当する45,000MWhの電力を供給する。

 

栃木県佐野市で建設中のソネディックスの太陽光発電事業
栃木県佐野市で建設中のソネディックスの太陽光発電事業

 

 今回の2件のプロジェクトをあわせて、ソネディックスが日本で建設中のプロジェクトは160MWに達する。同社は今後、数年以内に日本での発電能力を400MW以上に高めることを目指す、としている。

 

 ソネディックスグループのCEOのアンドレアス・ムスタッド氏は「日本での事業規模拡大が、世界市場でのソネディックスの発電資産拡大のスケールをよく表わしている。太陽光発電所の建設・取得を通じて、長期間にわたって、各事業投資を最適化することにコミットしている」と述べている。

 

 同グループは、米JPモルガンアセットマネジメントが主導する国際投資家グループが過半数を出資している。グローバル市場で太陽光発電事業を展開している。イタリア、フランス、スペイン、米国、プエリトリコ、チリ、南アフリカなどが主要市場だ。国別では日本市場での事業展開が最も多く、日本での総発電容量は490.38MWに達している。全体の保有太陽光発電規模は700MW以上で、建設中のものが約670MWにのぼるという。関与する発電所数は160以上。

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