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武蔵野銀行、「SDGs私募債」を取り扱いへ。私募債発行企業に代わり、SDGs関連の寄付・支援活動を銀行が代行(RIEF)

2018-09-22 12:48:26

musashinobkキャプチャ

 

 武蔵野銀行(さいたま市)は21日、企業の社債発行額の一部を国連の持続可能開発目標(SDGs)に資する民間活動等に寄付する「SDGs私募債」の取り扱いを始めた。同行をはじめ、地銀等では地元企業向けに、地域の学校等への寄贈品とセットになった「CSR私募債」が普及しているが、武蔵野銀行はそれをSDGs目標に改めた。

 

 新規商品名は「むさしのSDGs私募債(みらいのちから)」。発行条件は3000万円以上5億円以下で、発行額の0.2%相当額を、発行企業の代わりに、武蔵野銀行が発行企業の指定する寄付先に、寄付金や物品を寄贈する仕組み。

 

 SDGs私募債の寄贈先にはSDGsが掲げる17の目標のうち①教育機関口(第4目標等)②地域振興口(第1、第11目標等)③スポーツ振興口(第3目標等)④社会福祉口(全般)ーーの4分野を設定した。

 

 SDGs私募債は、従来のCSR私募債が支援対象としてきた寄付・寄贈先に加えて、SDGs目標に沿った活動をしている特定公益法人・一般法人・ NPO法人等を対象に加えている。同行では、私募債発行企業と連携して、SDGsの趣旨である「持続可能な地域社会づくり」に貢献していく、としている。

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http://www.musashinobank.co.jp/irinfo/news/pdf/2018/sdgssibosai20180921.pdf