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城南信用金庫(東京・品川)、事業活動で使う電力の100%再エネ化にメド。1月中にも98%、来年5月に100%達成。国内企業初の「RE100」実現企業に(RIEF)

2018-12-22 14:39:08

jyounan1キャプチャ

 

 城南信用金庫(東京・品川)は、事業活動で消費する電力を、来年中に100%再生可能エネルギー電力に切り替える、と公表した。同金庫は今年5月に再エネ調達を100%化する国際イニシアティブの「RE100」に金融機関として初めて参加したが、100%達成を実現するのは、国内企業全体でも初めとなる。

 

 城南信金によると、再エネ発電の新電力「エネット」との間で、バイオマス発電に由来するCO2排出量ゼロの再エネ電力を購入する契約を結んだ。契約した電力で、同金庫の本店、支店全店で使用する電力の約98%をまかなうことができる。残りの2%分は賃貸物件等だが、これについても、来年5月をメドに、省エネ設備の導入等で国がクレジットを認めるJ-クレジットを調達するという。

 

 RE100には、現在、日本企業も12社加盟している。実際に目標を達成したのは城南信金が初めてとなる。金融機関は製造業と違って、事業活動で使用する電力はオフィスの光熱費等が中心で比較的対応し易い、という側面もある。しかし、現実に電力を再エネ仕様に転換したり、クレジット購入をするのはコストアップになる。同金庫はこうしたコストアップ分は省エネ努力等で吸収する方針。

 

 同金庫は当初、5月にRE100加盟を宣言した際には、2030年までに消費電力の50%以上を再エネ電力でまかない、2050年までに100%達成というスケジュールを定めていた。今回、エネットとの間で大量契約を結べるメドがついたため、目標を一気に前倒しして実現できることになった。エネットとの契約に際しては、同社の代理店として東京ガスが関与した。

 

 国内で最初の「クリーンエネルギー100%バンク」となる城南信金では「今後も再エネの推進、普及に取り組むとともに、金融業界の再エネに対する意識向上に向けて取り組んでいく」とコメントしている。

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