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日本政策投資銀行が リース料債権を原資産とした初の環境配慮型証券化を実施(FGW)

2012-03-30 22:05:38

日本政策投資銀行(DBJ)は、リコーリース株式会社との間で、リース料債権を裏付け資産とした初の環境配慮型証券化を実施した。リコーりースのリース債権を信託して、DBJが受益権を譲り受ける形。受益権の譲渡額は170億円。

仕組みは、DBJが「環境格付け」に基づいてリコーリースを格付け、最高ランクを与えた。この高格付けを背景に、リコーが保有するエコリース機器のリース料債権を束ねて証券化し、その受益権をDBJが譲り受けた。債権のリース料がキャッシュフローとなる。

リコーリースは、 手持ちの債権を流動化することで資金調達が可能になる。当同社では証券化による資金調達の多様化を踏まえて、さらなる環境配慮型製品の普及・拡大を推進するとしている。

DBJのサイト p://financegreenwatch.org/jp/wp-admin/post-new.php

リコーリースのサイトhttp://pdf.irpocket.com/C8566/oWM7/N28u/wEx9.pdf