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農林中金・JA、信連と、太陽光発電の「エコスタイル」社、農家・農地での太陽発電普及で業務提携。休耕田開発やソーラーシェアリングも(RIEF)

2019-05-22 17:22:59

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 農林中央金庫は、太陽光発電事業を展開するエコスタイル社(大阪)と業務提携し、JA組合員らが所有する遊休地や耕作放棄地などを活用した太陽光発電事業へのファイナンスを手掛ける。業務提携には今後、JA(農業協同組合)、都道府県信用農業協同組合連合会(信連)も参画する。

 

 エコスタイル社は、投資型太陽光発電のほか、自家消費型太陽光発電事業等を全国で展開している。今回の農中との業務提携は、全国の農業地域で、農業従事者の高齢化や後継者不足等で、農地の耕作放棄、遊休地化が進行している中で、農家事業に副収入としての太陽光発電事業を展開する道を拓く事で、地域の所得向上と、耕作放棄地の有効活用を進めるのが目的。

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 農中およびJA、信連等のネットワークで、太陽光発電事業に関心を持つJA組合員等に対して、同社が現地調査や発電シミュレーション等の準備サービスを提供する。そのうえでパネル等の発電設備の販売・施工を担う。組合員に対するファイナンスはJA、信連等が担当する。

 

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 太陽光発電の専門会社と農業金融のネットワークが連携することで、農山漁村での太陽光発電の普及を進め、持続可能な農業と豊かな地域社会の実現を目指すとしている。農業と太陽光発電は、耕作放棄地以外でもソーラーシェアリングの形で、農業を続けながら発電収入も得る事業化が進んでいる。

 https://www.eco-st.co.jp/archives/19803