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りそな銀行、再エネの自然電力発行の「SDGs推進私募債」3億円分を引き受け。

2019-10-01 11:02:20

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 再生可能エネルギー事業を展開する自然電力(福岡)は、りそな銀行を引受先とする「SDGs推進私募債」を発行、3億円を調達した。りそなの同私募債は、発行額の0.1%相当額を、りそながSDGs関連団体に寄付することで、発行体と引受金融機関がSDGs推進で協働することになる。

 
 自然電力は、調達資金を自然エネルギー発電事業の新規事業開発等の運転資金に充当する。発行期間は3年。寄付先は、自然電力が選定した「一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク」とした。

 

 自然電力は、太陽光発電、風力発電、小水力発電等の事業を展開している。自然エネルギー100%の世界の実現を目指しており、SDGsが掲げる「誰ひとりとり残さない、持続可能な社会」への共感として、現在110団体が加盟する一般社団法人SDGs市民社会ネットワークへの寄付を選んだ。

 

Risonaキャプチャ

 

 同社は2011 年 6 月の設立。「青い地球を未来につなぐ」をミッションに掲げ、現在、グループ全体で全国に約1GW(2019 年2月末時点)の自然エネルギー発電事業を展開している。2018年からは海外にも事業を拡げ、ブラジル、インドネシアでの太陽光発電事業を手掛けている。

 

 りそなの「SDGs推進私募債」は、同グループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループ傘下の関西みらい銀行、みなと銀行が、今年6月3日から取り扱っている。発行額は5000万円以上、発行期間は原則2年~5年(信用保証協会保証付の場合は2年~7年)。

 

 私募債発行企業が選べる寄付先は、下記の通り。

  • 理化学研究所
  • 国際協力機構
  • 長岡技術科学大学
  • 2025年日本国際博覧会協会
  • 国際連合大学
  • 日本学生支援機構
  • inochi学生プロジェクト
  • SDGs市民社会ネットワーク
  • アスリートソサエティ
  • 日本ユニセフ協会

https://www.shizenenergy.net/2019/09/25/pressrelease-se-resona-private-placement_jpn/