HOME10.電力・エネルギー |米エクソンモービル、2020年の設備投資計画を昨年12月想定より30%削減(100億㌦)し、230億㌦に修正。原油価格急落と、新型コロナウイルス感染拡大による景気減速で調整(RIEF) |
Exxonmobile1キャプチャ

 

   米石油メジャーのエクソンモービルは7日、2020年の設備投資を昨年12月の想定より30%減の100億㌦(約1兆800億円)を削減し、230億㌦にすると発表した。ダレン・ウッズ最高経営責任者(CEO)は、原油価格の急落に加え、新型コロナウイルス感染の拡大で世界景気が急減速していることを受けた調整との位置づけだ。長期的なファンダメンタルズの強さは変わらない、と強調する一方で、市場環境の悪化が続けば設備投資の追加削減も検討するとしている。

 

 同社は、12月の設備投資予想では330億㌦の見通しを立てていた。投資削減の大半は米国内でのシェールオイル・ガス開発の縮小。南部のシェール最大鉱区パーミアンでの開発を抑制する。また海外では、20年後半を予定していたモザンビークのLNGプロジェクトの投資……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン