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セシウム汚染水を浄化技術開発  函館の土建会社(福島民報)

2012-08-19 21:58:00

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北海道函館市の土木建築会社は、放射性セシウムに汚染された水の浄化システムを開発した。9月に東京である除染技術の国際展に出展する。東京電力福島第1原発事故の除染活動に役立てたいとしている。

 加藤組土建によると、システムは、ロシアの研究機関と共同開発したセシウム吸着剤と、水中の砂の粒を固めて沈める凝集剤の働きで水をきれいにする。凝集剤は、これまでも工事現場で泥水の処理に使ってきた。

 5月に福島県で行った実験では、まず500トンの汚染水のうち、国の基準値以下の上澄み470トンを排水。残りの水に、吸着剤と凝集剤を加えて処理するとセシウムを検出しなくなった。

http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2012081901001547