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NGOなどが節電のため「飲料自販機へらそうキャンペーン」開始(FOE Japan)

2011-04-29 13:06:43

FOE Japanより: 東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、大気も水も大地も放射性物質で汚染されてしまいました。危険な原発に依存しながら電気を大量消費してきた日本を、無駄な電気を使わない日本に、今
こそ本気で変えていかなければなりません。


日本の自動販売機の設置台数は521 万台(国民24 人に1台)、狭い国土にこれだけ多くの自販機のある国は世界で日本だけです。そのうち半数が、365 日冷やしたり温めたりする飲料自販機で、1台あたりでは省エネ型になってきているものの、その総年間消費電力は、福島第1 原発1 号機の年間発電量の約1.5 倍に相当します。
このたび、エネルギー問題、ごみ問題、消費者問題などに取り組む私たちNGO10 団体は、この機会に飲料自販機を大きく削減することを求めて「自販機へらそうキャンペーン」を開始しました。キャンペーンでは、まず一人一人が水飲み場や水筒の利用などにより飲料自販機の利用をやめること、そして、自治体や商店などの自販機設置者に、必要性の薄いものから設置をやめるように働きかけることを呼びかけます。自販機の削減を通して、節電だけでなく、使い捨て容器とCO2の削減も促進させることをめざします。
4月23、24 日のアースデイ東京で呼びかけを開始し、ウェブサイトをオープンしました。5月下旬に、公共施設の自販機廃止を実現した自治体や自販機問題を調査研究し設置抑制のための条例づくりを提案したNGO の経験などを共有する勉強会を開催します。ぜひ、本キャンペーンをご紹介いただけましたら幸いです。

【呼びかけ団体 (五十音順)】
FoE Japan(フレンズ・オブ・ジ・アース・ジャパン)、環境エネルギー政策研究所(ISEP)、環境市民、環境文明21、気候ネットワーク、グリーンピース・ジャパン、ごみ・環境ビジョン21、ナマケモノ倶楽部、日本消費者連盟、容器包装の3Rを進める全国ネットワーク
【連絡先】 自販機へらそうキャンペーン事務局 (担当:中井)
TEL:03-3234-3844 FAX:03-3263-9463
E-mail:reuse@citizens-i.org
URL:http://www.foejapan.org/climate/jihanki/