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堀場製作所、がれき処理効率化-金属成分を判別(日刊工業)

2012-09-04 12:02:45

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 【京都】堀場製作所は東日本大震災で発生したがれき処理を効率化する分析ソリューションの提案を始める。小型放射線モニターと新たに開発した携帯型元素分析計の組み合わせで、がれき付近の放射線量を計測し、金属成分を判別する。短時間で安全かつ正確に、金属がれきの仕分けが可能。産業廃棄物処理業者や、震災がれきの受け入れを検討する自治体での活用を想定する。
 堀場は5日に発売する新型の携帯型元素分析計「MESA―600」を提案の核に据える。同分析計は蛍光X線を用い、通常の金属であれば約1秒で金属種別を判定できる。従来に比べて30%大きい4・3インチ液晶パネルを採用し、屋外の視認性も高めた。軍手をはめたままタッチパネル操作できるなど作業性にも配慮した。


 

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120120904aaat.html