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米兵用に福島第1原発事故線量確認システム トモダチ作戦の参加者対象(共同) “トモダチ”はこんなことができるのに、日本政府は何もできない・・

2012-09-06 11:15:46

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米国防総省は5日、東日本大震災での米軍による救援活動「トモダチ作戦」に参加した兵士やその家族らを対象に、東京電力福島第1原発事故の影響で浴びたとみられる放射線量を確認できる登録システムを構築すると発表した。

 対象は、震災発生翌日の2011年3月12日から同作戦を終えた時期に当たる5月11日までの約60日間に在日米軍基地などにいた兵士や家族、関係者ら約7万人。同作戦に参加した兵士らの不安解消に役立てる狙いがあるとみられる。ただ同省は、当時の線量は健康への影響が懸念されるレベルではなかったと結論付けている。

 同省によると、システムは年内に完成する予定。兵士らは名前や日本国内で活動していた場所などを基に、各自の推定線量が閲覧できるようになるという。(共同)