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橋下大阪府知事、経済産業相、同省を批判(FGW)

2011-06-18 18:08:54

各紙の報道によると、橋下徹大阪府知事は18日、関西電力から15%節電への協力を求められ、「福井県に対して(消費地の)大阪が原発再開をお願いしてほしいと要請された」と述べた。これに対して、橋下知事は「原発必要論に持っていくための脅しだ」などと反発したため、関電側は大阪への要請を取り下げたという。

 関電の要請に対して橋下知事は、逆に発電に占める原発依存度を下げ、自然エネルギーへの転換を促進することなどを求めたという。しかしこの要請に対しては、関電側は明確には応じなかったとしている。

 橋下知事は、海江田万里経済産業相が、運転停止中の原発再開への協力を地元自治体に依頼する姿勢を示したことに対しても言及、「今は時期尚早だ。どの自治体もついていかないのではないか」「(そうした要請を地元にするならば)海江田大臣も、経産省の役員のみなさんも、原発の周辺に住めばいいじゃないですか」などと述べた。

知事は21日に八木誠関電社長と会談する。